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オートディフー比較検査 (オプション機能)
このオプションを使えば、製造プロセスに関わる人の誰もが、間違って切削した箇所を見つけることができます。 また、オートディフ(比較)は、デザイン上の弱点や間違いを見つけるのにも使われます。
なぜオートディフ(比較)を使うのか?
製品が実際に加工されるまで、そのデータは多くの会社間、部署間、CAD/CAMシステム、プログラマ、エンジニアを通過します。このオプションを使えば、製造プロセスに関わる人の誰もが、間違って切削した箇所を見つけることができます。
オートディフ(比較)を使ってシミュレートモデルと設計モデルとを比較することで、ツールパスが間違いなくオリジナルのデザインコンセプトを踏襲していることを確認できます。
このことは、製造に値する材料を初めて切削するまでの時間を大幅に短縮します。
また、オートディフ(比較)は、NCツールパスを出力する時間を短縮します。プログラマーは、プログラム作業を行いながら、食い込みや削り残しをチェックできます。
問題点はすぐに検知され、実切削の前に修正されます。
ソリッド・サーフェス比較
大抵のCAD/CAM からのソリッド、サーフェスモデルが使用できます。設計モデルとシミュレートされたモデルを比較し、削り過ぎや削り残しを検出します。
また、オートディフ(比較)は、切削モデルと、もう一方のベリカットシミュレーションモデルとを比較することができます。粗取りと仕上げのような違う工程を比較する場合に便利です。
ポイント比較
ソリッドやサーフェスモデルのデータがない時、3Dポイントを使用することができます。ポイントはシミュレーション上に重ねられます。
CMMから、または手動による方法からの検出ポイントは、NCツールパスと比較され、エラーや許容値を超えるような状況を正確に検出します。
削り過ぎ検査切削
オートディフ(比較)は、材料切削シミュレーション中でも速度やパフォーマンスを落とすことなく、削り過ぎ検査切削を行います。
削り過ぎをチェックする前にNCプログラム全体をシミュレーションする必要はありません。コンスタントに検出を行うので、問題をすぐに検出して修正することができます。
その時点より前の操作は、その時点より後の切削工程から保護されます。保護された領域で材料を切削すると、ハイライト表示され、エラーが起きたことがわかります。
設計モデル、粗取り材料、エラー箇所、切削箇所は全てユーザーオプションでカラー指定できるので、削り過ぎ、干渉、削り残しが見やすくなります。
オートディフ(比較)レポート
オートディフ(比較)は、エラーの種類、許容値、許容値を超えるツールパスの記録、不良発生箇所、オートディフ(比較)の結果概要などの情報が入った包括的なエラーレポートを生成します。
そのレポートは、プリントアウトしたりテキストファイルとして保存することができます。レポートやグラフィックはインタラクティブに、またはバッチモードで作成できます。