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- ベリフィケーション (基本モジュール)
ベリフィケーション(基本モジュール)を使用すると、プログラムミスの検出や、部品精度の検証が簡単に行えます。
MSTコーポレーション社製のホルダライブラリは標準添付)
ハイデンハイン、シーメンスにも対応。
またポスト処理前のAPT/CLデータにも対応
卓越した性能
何十MBものNCデータを処理しても途中から 遅くなることがなく、切削モデルの回転やズーム も高速です。
基本モジュールが対応する加工
- 3軸フライス
- 割り出し加工
- 2軸旋盤
- ワイヤー放電
- 複数工具の同時加工
NCデータのサポート
ベリカットは、NCコントローラのロジックを正確にエミュレートします。
様々な種類の工作機械、プログラム、部品、機能がわかるよう、 現場のコントローラを正確にシミュレーションできます。 ほとんどのNCコントローラのシミュレーションでは、特別なプログラミング言語は必要ありません。
ベリカットに入っているライブラリには次のようなメーカーのコントローラがあり、柔軟性が高く修正も簡単です。
- Fanuc
- Okuma
- Mazatrol
- Yasnac
- Siemens
- Heidenhain
- Allen-Bradley
- Bosch
- NumeriPath
- Milacron (Cincinnati Milacron)
- Fadal
- Phillips
- General Electric
サポートされているコントローラの機能
ベリフィケーションでは一般的なコントローラー機能をほとんどサポートしており、簡単に設定できます。
モデルの分析
検証モジュールでは、切削部品の形状を表示・分析できます。
また透視モードでモデルを拡大縮小、反転、回転、表示することができます。
モデルは、任意の方向で何度でも断面が作成できるので、ソリッドモデルでは見ることのできない部分(ドリル穴の交差など)までチェックできます。
測定ツールでは、厚さ、体積、深さ、ギャップ、距離、角度、穴の直径、コーナR、スキャロップの高さ、エッジを計測します。 X, Y, Zの距離増分の測定も含まれます。
材料定義と工具定義
ベリカットは複数のセットアップまたは段階に分かれた セットアップのために、 複数の独立して動く材料モデルをサポートします。
そこに該当する工具がない場合は、既存のものを修正して、 自分だけの工具を定義しライブラリに追加することも可能です。
ベリカットは凹面のボタンや、カーバイドのインサートエンドミルのような非中心エンドミルもサポートするので、誤った傾斜動作により材料や工具を壊したりすることを恐れずに、装備を最大活用することができます。
EDMダイシンキング (型彫放電)
放電加工の失敗を解明するためには、放電した一のほか、切削したワーク(材料)、電極とそのNCデータなど多くの検証が必要です。ベリカットは荒取りしたワークに対して、複数の電極を使用した放電加工をシミュレートします。一度で速やかに正しい結果を検証できるのです。
EDMダイシンキングは基本モジュールの標準機能です。
- 電極のオーバーラップ、ギャップ、除去体積、削りすぎ、削り残しなどを検証します。
- 放電した結果から、電極の画像付きレポートを出力します。
- 「オートディフ™」モジュールを使用して 放電結果と設計モデルを比較すれば、 より明確に削り過ぎや削り残しを検証できます。
- 電極モデルはSTLまたはIGESによってCADモデルをインポートするか、ベリカットで切削したモデルを使用することができます。